MacでVS Codeを使ってPythonを実行しようとしたとき、
python: command not foundpip: command not found- ターミナルでは動くのに、VS Codeでは動かない
といった経験はありませんか。
このような場合、多くは VS Code実行時にPATHが正しく通っていないことが原因です。
この記事では、VS CodeでPython実行時にパスが通らない主な原因と、順番に確認すべきポイントを初心者向けに解説します。
※ 本記事は Mac + VS Code + zsh + python3 を前提に説明します。
この記事でわかること
- PATHとは何か(最低限)
- VS CodeでPATHが通らない典型パターン
- ターミナルとの差が出る理由
- 安全な対処方法
そもそも PATH とは?
PATHとは、
コマンド(python / pip など)を探しに行く場所の一覧です。
PATHに登録されていない場所にあるコマンドは、
command not found
となります。
原因① VS CodeのターミナルとmacOSターミナルが違う
よくあるケースです。
- macOSのターミナル → 動く
- VS Codeのターミナル → 動かない
これは、読み込まれているシェル設定が違うために起こります。
原因② シェル設定(.zshrc)が読み込まれていない
Mac(zsh)では、PATHの設定は多くの場合 .zshrc に書かれています。
VS Codeのターミナルが、
.zshrcを読み込んでいない- 別のシェルで起動している
と、PATHが反映されません。
確認方法
VS Codeのターミナルで次を実行します。
echo $SHELL
結果が /bin/zsh になっているか確認してください。
原因③ VS Codeのデフォルトシェルが違う
VS Codeでは、
使用するシェルを個別に設定できます。
確認・変更方法
Cmd + Shift + P
→
Terminal: Select Default Profile
→zsh を選択
その後、ターミナルを再起動します。
原因④ 仮想環境(venv)を有効化していない
仮想環境を使っている場合、
- python はある
- pip が見つからない
という状態になることがあります。
確認ポイント
ターミナルに (venv) が表示されているか確認します。
(venv)
対処法
source venv/bin/activate
原因⑤ VS Codeの実行方法によるPATH差
VS Codeの「実行ボタン」や
拡張機能経由で実行すると、
- ターミナルとは違うPATH
- VS Code独自の環境
で実行されることがあります。
対処法
- まずはターミナルから実行
python3 ファイル名.py
で正常に動くか確認します。
やってはいけない対処法
- sudo を付けて無理やり実行
- PATHを理解せずにexportを乱用
- VS Code側だけ設定をいじり続ける
👉 原因は「環境差」であることがほとんどです。
それでも通らない場合のチェックリスト
- VS Codeのデフォルトシェルは zsh か
.zshrcが存在しているか- 仮想環境を有効化しているか
- 同じコマンドをターミナルで試したか
まとめ
VS CodeでPython実行時にパスが通らない場合、
- ターミナルの種類
- シェル設定
- 仮想環境の有無
のいずれかが原因です。
まずは「どの環境で実行しているか」を揃えることが、
最短で解決するポイントです。
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