AWS EC2を停止したはずなのに、
- 請求額が減らない
- 毎日少額でも課金されている
- 無料枠のつもりだったのに請求が来た
といった経験はありませんか。
実は、EC2を停止しても課金が完全に止まるわけではありません。
EC2本体以外のリソースが残っていると、料金は発生し続けます。
この記事では、
EC2を停止しているのに料金が発生する代表的な原因を
確認順に分かりやすく解説します。
目次
この記事でわかること
- EC2停止後も課金される理由
- 最初に確認すべきAWSリソース
- 見落とされやすい課金ポイント
- 料金を止めるための具体的な対処法
前提:EC2を「停止」しても完全無料にはならない
EC2インスタンスを停止すると、
- CPU
- メモリ
に対する課金は止まります。
しかし、関連リソースは別料金のため、
停止していても請求が発生します。
原因① EBS(ルートボリューム)が残っている
最も多い原因が EBSの課金 です。
EC2を停止しても、
- ルートボリューム
- 追加したEBSボリューム
は 削除されない限り課金対象 になります。
確認ポイント:
- 使用中でないEBSが残っていないか
- サイズが想定以上に大きくないか
EBSは
「使っていなくても容量分課金」されます。
原因② Elastic IPを解放していない
Elastic IPは、
- EC2に紐づいていない状態
- 停止中インスタンスに割り当てられている状態
でも 課金対象 です。
確認ポイント:
- Elastic IPが割り当てられたままになっていないか
- 未使用のElastic IPが存在しないか
不要なElastic IPは必ず解放してください。
原因③ EC2以外のサービスが動いている
EC2を停止しても、
次のようなサービスは独立して課金されます。
- RDS
- NAT Gateway
- Load Balancer
- Lambda
- CloudWatch Logs
Billingダッシュボードで
サービス別の内訳を必ず確認します。
原因④ データ転送量が発生している
EC2が停止中でも、
- S3からのデータ転送
- 他リージョンへの通信
- 外部通信
が発生すると、通信料が課金されます。
API連携やログ転送なども要注意です。
原因⑤ 無料枠の期限が切れている
AWSの無料枠は、
- アカウント作成から12か月
- 一部は月間上限あり
という制限があります。
無料枠期間が終了していると、
停止していても EBSやIPの料金が発生します。
原因⑥ スナップショットが残っている
EBSスナップショットは、
- 手動作成
- 自動バックアップ
どちらも 保存容量に応じて課金 されます。
不要なスナップショットが溜まっていないか確認してください。
確認すべき順番(チェックリスト)
- Billingダッシュボードでサービス別請求確認
- EBSボリュームの有無
- Elastic IPの割り当て状況
- EC2以外のサービス稼働状況
- データ転送量
- 無料枠の期限
- スナップショットの残存
料金を完全に止めたい場合の対処
- 不要なEC2を削除する(停止ではなく削除)
- EBS・スナップショットを削除
- Elastic IPを解放
- 利用していないサービスを停止
- Billingアラートを設定
まとめ
AWS EC2を停止しているのに料金が発生する原因は、
- EBS
- Elastic IP
- 他サービス
- 通信量
- 無料枠期限
といった EC2以外の要因 がほとんどです。
「停止=無料」ではない点を理解し、
Billingダッシュボードを軸に一つずつ確認していきましょう。
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