MacでPythonを使っていて、
pip3 installしたはずなのに import できない- ModuleNotFoundError が出る
- Pythonは複数入っていそうだが、どれを使っているのか分からない
といった状況に遭遇することがあります。
これらの原因として非常に多いのが、pip3 が指しているPythonと、実行時に使っているPythonが一致していない ケースです。
この記事では、
Macで pip3 がどのPythonを指しているか確認する方法と、
環境のズレが起こる理由を、初心者向けに分かりやすく解説します。
※ 本記事は Mac環境(python3)を前提 に説明します。
この記事でわかること
pip3がどのPythonに紐づいているか確認する方法- Pythonとpipの関係
- 環境がズレたときに起こる典型的なトラブル
- トラブルを防ぐための考え方
pip3とPythonの関係
pip3 は、Python 3用のパッケージ管理ツールです。
ただしMacでは、
- Pythonが複数インストールされている
- VS Codeや仮想環境を使っている
といった理由から、
- 実行しているPython
- pip3が操作しているPython
が 別物になっている ことがあります。
この状態で pip3 install を行うと、
- インストールは成功している
- しかし実行時には認識されない
という状況が発生します。
pip3がどのPythonを指しているか確認する方法
まずは、pip3 がどのPythonに紐づいているかを確認します。
ターミナルで次のコマンドを実行してください。
pip3 --version
表示結果の見方
次のような表示が出ます。
pip 23.x.x from /path/to/python3.x/site-packages/pip (python 3.x)
この表示で確認すべきポイントは 2つ です。
(python 3.x)の部分/path/to/python3.x/のパス
ここに表示されているPythonが、
pip3が操作しているPython です。
実行しているPythonと一致しているか確認する
次に、実行時に使っているPythonを確認します。
python3 --version
この結果と、pip3 --version に表示されたPythonのバージョン・パスが
一致しているか を確認してください。
判断基準
- 一致している
→ 環境は問題ありません - 一致していない
→ pip3でインストールしたライブラリが認識されない可能性があります
よくあるズレのパターン
パターン① Pythonは複数入っている
- システムのPython
- 公式サイトから入れたPython
- 仮想環境のPython
この状態で、
- 片方に
pip3 install - 別のPythonで実行
というズレが起こりやすくなります。
パターン② VS Codeが別のPythonを使っている
VS Codeでは、
- エディタ上で選択されているPython
- ターミナルで使っているPython
が一致していないことがあります。
この場合も、
pip3 installは成功- 実行時にエラー
という状況になります。
トラブルを防ぐための基本的な考え方
初心者のうちは、次の考え方を持つと安全です。
- Python 3を使う場合は
python3を使う - ライブラリのインストールは
pip3を使う pip3 --versionとpython3 --versionをセットで確認する
この3点を意識するだけで、
環境のズレによるトラブルは大きく減ります。
まとめ
Macで pip3 がどのPythonを指しているか分からない場合は、
pip3 --versionで pip3 の紐づき先を確認python3 --versionで実行時のPythonを確認- 両者が一致しているか確認
これを行うことで、
- pip installしたのに使えない
- ModuleNotFoundErrorが出る
といったトラブルの多くは解決できます。
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